2010年12月11日

ビジュアル活動記録

 先日、息子の同級生のお父さんであるYさんから写真データが収録されたDVDディスクを頂きました。1200枚強の写真ファイルとスライドショーが収録された2枚組の作品です。現在中学3年で受験勉強中の息子たちが野球部で活動していた時の写真を収録したもので、47試合という気の遠くなるような撮影活動に基づく貴重な写真が収録されたものです。1200枚強と書きましたが、それはセレクトして収録した数であって、実際に撮影した数はその数倍、いや、もしかしたら一桁上かもしれません。撮影のみならず、膨大なデータから取捨選択して整理したり、スライドショーを作ったり、ディスクのレーベルやケースの装丁を作ったり、しかもわざわざ自宅に足を運んで届けて下さったそのすべての労力を思うと、感謝などという安っぽい一言では言い尽くせない深い思いがあります。受け取ったのは家内で、私はその日の夜にその話を聞き、早速ディスクの中を覗いてみましたが、見た瞬間に「これは全ての写真を見終えるまでは安易にお礼を言っちゃいけないな。」と感じました。そして、全てを見終えた今これを書いています。単なる記録ではなく、心を動かされる作品として堪能させて頂きました。ケースの装丁も含めて、絵心のある方が作られた作品は凄いなあと、感謝以外に羨望の念を抱きつつ拝見させて頂いた次第です。

 前にも書いた事があるかもしれませんが、私はビデオ撮影と編集を趣味にしていて、現在大学1年の娘が小学生の頃から現在に至るまで、少女ソフトボール、少年野球、中学野球を撮影し、編集を続けています。試合の映像はもちろん、普段の子供たちの言動や活動の様子を映像という形で残す活動をしています。ただ、私のこの活動は「記録を残したい」という思いが支配的であり、作った作品には芸術の香りはほとんどありません。私には芸術のセンスなど無いのですから仕方の無い事です(と私自身は割り切っています)。私には絵心というものが全く無く、私の描いた絵を見た事のある家族なら容易に理解できる事ですが、自分で描いたもので記録を残したり何かを表現したりという事は不可能なのです。ならば撮影した映像で記録を残そう・・・というのがビデオ編集を始めたときの発想です。同様に以前このブログで、DTM(デスクトップミュージック)をやっていたという話を書いた事がありますが、私には音楽のセンスは皆無ですし楽器も演奏できません。ならばコンピュータに演奏させてみよう・・・という発想で始めたのがDTMです。更に言うと私はあまり喋るのは得意ではありません。今でこそ仕事で大勢の前で話したり、プレゼンしたりする事も多いので多少の慣れはありますが、決して上手ではない事は自覚しています。だったら文章で表現しようという発想で、ブログやツイッターなんてものができる遥か昔の1990年代後半に3年間ほどホームページで日記のようなもの(自分ではエッセイと呼んでいましたが)を毎日に近い頻度で書いていました。つまり、私が何かを始めるときの発想には「自分に足りないものを補うツール」というのが根本に存在しているわけで、決して自分の才能を活かす趣味ではないという歴史があるのです。

 今年も鴻巣タイガースの試合映像を十数試合、練習風景、子供たちの会話や日常の活動を撮影しましたので、試合映像の編集はもちろんですが、卒団記念になるような一年間の活動記録としての映像を2月の卒団式に合わせて今年も作ろうと思っています。それが一段落したら、息子たちが活動した中学の野球部の映像です。まだ編集できていない試合映像もかなりありますし、卒業までには「活動の記録」としてまとめたものを作って関係する方々にお渡ししたいと思っています。何れも芸術的な要素は全く無い「記録」ではありますが・・・。
posted by kudakeishi at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記